つぶやき NO.3
―― 2004.11〜2005.12 ――


NO.52 2004. 1
柳ユーレイのつぶやき


今日仕事からの帰宅途中、
小洒落たカフェレストランといった趣の店の前に何だか
とても楽しそうにたむろしている十数人の集団に遭遇した。
おそらく結婚披露宴の二次会か何かで集まった人たちなのであろう。
僕が通りかかった時、タイミングよくお開きになったらしく
幹事(らしき人)の音頭により『万歳三唱』で
新郎新婦を送り出していた。よくあるシーンだ。

気分の良いときには微笑ましく思えるシーンであり、
胸くその悪いときには誠に鬱陶しい、はた迷惑なシーンである。
で、今日はと言うと…そのどちらでもなく何故か、
「万歳ってどういう意味なんだろう?」良く言えば知的好奇心が…
悪く言えば…別に悪く言う必要はないか…?
という些細な疑問が頭をよぎった。

『万歳』って何?なんで両手を上げたり下ろしたりするの?
その意味するところは、多分殆んどの日本人が感覚として
十二分に理解できていると思う。アクションも含めて、勿論この僕も。

そんなどうでも良い疑問は普段は直ぐ忘れてしまうのだけど、
今日は何故か、こうして今の今まで覚えてる。
大して気になるわけじゃないけれど、
「万歳」について、しょうがないから調べてみました
折角、調べた知識だから、こうしてひけらかすことにしました。

「万歳」とは、元々中国で皇帝の長寿を祈る意味で
使われたのがはじめらしいです。
いつ頃からかは分かりませんが・・・。
ちなみに「万歳」の呼称は漢の武帝の時からだそうです。
中国で「万歳」と言われる側は皇帝のみで、
それ以外の貴族、官僚に対しては千歳と言ってたらしいです。
但し、両手は前で揃えお辞儀をしながら言います。

(よく日本人が中国人の真似をするときの手つきで)


それまで「万歳」という言葉は万歳楽と言う芸能、
目上に対する挨拶などでしか使われず、
明治になってヨーロッパ諸国の国王、皇帝を称える言葉
『God Bless the king』等に相当するものを作ろうと選ばれたのが、
「万歳」
(他候補に弥栄)ということらしいです。
1893(明治22)年、大日本帝国憲法が発布されることを記念して、
皇居前で東京帝国大学の学生などが明治天皇の馬車を排し、
「万歳!万歳!」としたのがはじまり。
両手をあげて万歳をするのは、天皇が見て、
見た目が良い動きをと考慮したものということらしいです。

ちなみに本来の段取りは「万歳!万歳!万々歳!」と
言うことになっていたらしいですが、後の首相で、
この時に旗手を務めた若槻礼次郎によると、
一番最初に「万歳!」と言ったところ馬が驚いてしまい、
すると人間も驚いて、2回目の「万歳!」の声がトーンダウン、
さらに 3回目に言うはずだった
「万々歳!」はついに言えずじまいに終わったそうです。

こうして万歳三唱の時に「万々歳!」で締めくくるという最初の案は消え、
何故か以後「万歳×3」となり、今現在に至るとのことです。

ちなみに報道で有名になった北朝鮮ではマンセーと言いますが、
両手を硬直にあげるポーズは降参のポーズということで、
日本のように両手を上げ下げせず、両手をあげたまま手を振ります。

「万歳」発祥の国、中国では毛沢東時代は
よく使っていたらしいのですが、今では殆ど使っていないとのこと。
勿論 単に喜びの表現として使うらしいが日本ほどではないとのこと。

以上が「万歳」について今現在僕が知りうる情報です。
ご清聴ありがとう御座いました。
嗚呼、疲れた〜。ホントどうでもいいような知識…。
THE END



NO.53
 2004. 2
川田あつ子のつぶやき

自分の身体のリズムって把握してますか?
知っておくと体調や気分をコントロールし易くてエンジョイライフ♪

私自身、女歴○年ほど経つのですが、お恥ずかしいことに、
実は、あまり詳しくなくて、どうやら少し前まで
効率の悪い日常生活を過ごしていたようです。損した感じ。
たまたま会話をしていたところ、ヒョンなキッカケから
生涯の友(心療内科医)から原因みたいなものを指摘され、
恥かしいったらあ〜りゃしない!もうタジタジでした(^^;

もしかして知らないのは私だけなの?と不安になり、
女性マネージャーに確認したところ、私よりもっと上手がいました。
その言葉(用語)さえ知らなかった。 内心 「ホッ!」
その後は友人から指導を受け自分を観察しながら独学して
「なるほど…」と納得。今では女性ホルモン博士!
快適ライフ満喫中!ピース!知らないと女性として損なので、
知らない人のために簡単に説明、本題に入りますね。

女性の心と身体には特有のリズムがあって、
二つの女性ホルモン分泌で構成されているのですよね。
まあ、此処までは大概の人は知ってますね…

卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)
基礎体温をつけてる方には馴染みがある言葉だと思いますが、
いわゆる低温期(卵胞期)と高温期(黄体期)です。
この二つに分れ境界となる部分が排卵となるわけですが、

厄介なのは、この高温期(黄体期)の黄体ホルモンです。
排卵が過ぎると黄体ホルモンの分泌が活発になり、
代謝、排泄が悪くてむくみ易く腸機能低下のため便秘にも、
極めつけは皮脂分泌が盛んでニキビ等お肌のトラブルと最悪続き。
このような時期は化粧品を変えたり、顔剃り、パーマ、
毛染め等は身体が敏感に反応し易いので避けたほうが無難です。

勿論、ダイエットなんて論外!
とても痩せ難い時期なので全く無駄な行為、効率悪すぎ。
また情緒不安定なため身体が沈静させようと
糖質を要求するので食欲旺盛に…
食事のコントロールが難しい時期、よって太り易いです。
とりあえず黄体期の二週間程は現状維持を心がけましょう。
アルコールの分解、排泄も悪くなっているので程々に!

うっ血予防にストレッチ等を取り入れて、
食物繊維・水分摂取・カルシウム・ビタミン・ミネラル
鉄分など食事への配慮もお忘れなく!
そして十分な睡眠を確保してくださいね。


そうこうしていると生理が始まり、
憎っき黄体ホルモンの悪さは徐々に弱まり、
身体は排出モードに切り替わるのです。
今度は低温期(卵胞期)卵胞ホルモンの分泌が増え始め
水分や老廃物の排泄もスムーズになり、
むくみ・肌荒れも解消されてきます。
心も安定してきて食欲もコントロールし易くダイエットには最適な時期。
ここぞと頑張ってみてくださいな!
代謝がいい時期なので頑張った分だけ結果が出ますよ。

肌コンディションも良い時期なので心も軽やかで気分爽快♪
気力・体力共に充実して積極的な気持ちで行動できるかも?
何事にも意欲的にトライしてみてください。
(高温期(黄体期)に控えていたことは、この時期に是非!)

女性の身体は神秘的で世界七不思議ですね。
こんな自分の身体のサイクルを いち早く知ることで心身の症状を
日々理解しながら過ごせるので女性である限り知る価値あり!
ちょっとしたことが凄く日常の中で役に立ちますよ。
(3ヶ月程、基礎体温を計れば把握できるので面倒がらずに…)

又、更年期障害は閉経頃と思っている方が多いようですが、
現ストレス時代 20・30代でも若年性更年期障害になるようです。
自分の心と身体のしくみを理解することで乗り越えられると思います。
女性ホルモンが大きく大きく関係しているのです。そのためにも…

男性諸君には、こんなデリケートな女性の心と身体のしくみを
よ〜く理解して頂き大切に大事に労わって頂きたいものですね(^^)v
THE END


NO.54 2004. 4
川田あつ子のつぶやき


人間は睡眠をとって身体の修復や生気を養うのに対して
内臓は常に休むことなく動いてますよね…

そこで今年に入ってから身体臓器休息と身体大掃除のためにと
4日間の断食を生活の中に取り入れ 1ヵ月に1回、
人体リセットを実行することにしてみました。

自分自身が何度か実行してみて率直な感想ですが、
かなり調子がよく、とてもgood です!
「4日間、何も食べれないんでしょ?」と、
中には拒絶される方もいらっしゃるかとは思いますが、
確かに断食なので大したモノは口に出来ません。
が、しかし空腹時の摂取は吸収率が良くとても効果的です。

もしも断食を試してみたいと思われた方に方法を!
朝(9時位まで)・昼(12時頃)・晩(19時まで)に…人参2本と
林檎1個(皮ごと)をジューサーにかけて毎食時に飲んでください。
(3食分、作り置きしておくと手間が省けて便利です。)
毎食レモンの輪切り少々と梅干1個は食べれます。

その他、空腹で我慢ならぬときは、
生姜入り紅茶と黒砂糖 1片を召し上がってみてください。
空腹時は血糖値が下がっているので黒砂糖(糖分)を舐めると
血糖値が上がるため少し空腹感が和らぎます。

1日目がクリアでれば、2日目・3日目はほぼ楽勝!大丈夫です!
4日目は人によっては少し辛いかもしれません。
自分自身と格闘して自分を試してみてくださいな。
根性ありか?根性なしか?(^^)
忍耐は人生に於いて必要!コレを機に精神修行もしてみてください。
元々断食とは宗教から始まっていることですものね。

因みにうんちくをひとつ…
人参のベータカロチン(ビタミンA)は
髪の健康を保ち皮膚や粘膜を正常に保つ働き等があります。
林檎はペクチン・カリウム・ポリフェノールが豊富で…。
ペクチンは腸内を刺激し排泄させ易くする働きがあるので便秘改善。
(この断食期間は宿便も撃退でき一石二鳥です)
カリウムはナトリウム(塩分)を排泄する作用があり、
体内水分バランスを整えて利尿効果あるので、むくみも改善。
近年話題の成分ポリフェノール(皮と実の間)は、
活性酸素の働きを抑制し皮膚を若々しく保つ美肌効果ありです。

コレだけの栄養を召し上がれる訳ですから至れり尽せり。
身体の臓器部がリセットされ機能アップに繋がります。
今風にいえばプチ断食!お試しあれ。
THE END


注) ダイエット目的ではなく、あくまでも健康維持・増進のため行為です。
断食後は、おじや等で徐々に胃をならしてくださいね。



NO.55 2004. 7
柳ユーレイのつぶやき


貴方の携帯電話、カメラ付いてます?
まあ、殆んどの人の携帯にカメラついてますよねぇ・・・今どき。
で、そのカメラ機能活用してます?
私は去年の10月くらいからカメラ付き携帯を使用していますが
ハッキリ言ってカメラは全然使ってません。
(別にカメラ機能が欲しくて交換した訳ではなく前機種のバッテリーが×になったので致し方なく機種変更)

そもそも僕らの子供時代にはカメラなんて高級品だった訳で、
家族で旅行に行くとか入学式や卒業式などの何か特別なイベントの時だけ
タンスの奥から引っ張り出してくるような、そんなものだった訳で・・・
いくら時代が進み、使い捨てカメラの登場により
その存在が身近になり、さらに携帯電話にカメラ機能が付くことにより、
最早筆記具に相当するくらい日常生活の中に
入り込んできているとはいえ、やはり幼少時に刷り込まれた
カメラ(写真)に対する思いは 『三つ子の魂百まで』。
大した意味もなく日常的に写真を撮るという行為は
僕ら以上の年代の人たちにはかなり難しいことのように思われます。

よって、少し前まではカメラ機能なんて要らないから
その分料金を安くしろとか、もっと軽量化しろとか思っていましたが、
最近は少し考え方が変わってきて、
たとえどんなに気の利いた文句を言ったところで、
僕の携帯電話にカメラが付いているという事実は変え様のない話しで…
ならばその機能活用しなきゃ損じゃないか!と思ってみたものの
やはり何の写真を撮って、その写真をどうすればいいのか
全くいいアイデアが思いつかず途方に暮れているところに

「そろそろマッター更新して欲しいんですけど…」
とのお願い系台詞でありながらも、有無を言わさぬ業務命令を受け、
「新しい企画を考えてたんだよ」と、その場しのぎの言い訳をした手前
何か新しいことやらねばという訳で、唐突ですが
今回から携帯カメラで撮った日常の一コマにコメントを添える形の
柳のつぶやきにリニューアルします。

と、かなり長い前置きになってしまいましたが、
今回がリニューアル第一弾と言うことで何かインパクトのある写真を!
と思ったのですが何せ思いつきのアイデア故、
大した写真なんてあるわけもなく、前置きにも書いたように
カメラなんて年に数えるくらいしか使わない訳で、
もうホントどうしようと途方に暮れかけていたところに玄関のチャイムが…

もうこんな時に誰だ?と渋々出てみると、そこには郵便屋さんが
一通の配達記録郵便を手に「ハンコ頂けますか?」と…
なんとそこに今回の思いつきアイデアのとりあえず場繋ぎ解決の糸口が!

と言う訳で栄えあるリニューアル第一弾の写真はこれです。


これ、知るひとぞ知る『ボス電』です。
サントリー社の缶コーヒー『BOSS』のキャンペーン品です。
何気なく応募したら当たりました。
郵便屋さんが配達してくれたのは引換券でした。
まぁ縁起物という事と携帯カメラで携帯電話を撮るというのも
なんだかよく意味が分からなくて無理やりぽくって良いかなぁ・・・と。

単なる思いつきで始めましたので、先どうなるかは定かではありません。
そうそう面白い写真が撮れると思いませんので期待しないで下さい。
とりあえず頑張ってみたいとは思っています。
THE END


NO.56 2004. 9
川田あつ子のつぶやき


今年の夏は去年の逆襲でしょうか?
「夏!夏!夏!…これぞ夏!」というくらい暑かったですね。

アテネオリンピック!凄かった!
柔道・レスリング・競泳・体操・陸上・シンクロ・サッカー等など
どれをとっても快進撃でしたよね。今までの人生で開会式から
オリンピックをこんなに真剣に観戦したことなかったな。
かつて「参加することに意義がある」なんて言葉は死語よね。

今年の夏は各競技の各国の選手から
たくさんの勇気を頂きました!どうもありがとうございました。

「プレッシャー」 この言葉もやたら耳にしましたね。
各自この見えない重圧に明暗が分れましたね。

オリンピックに選抜されてくる人間たち…
凡人とは比較にならないくらい肉体を酷使し、そのことによって
精神面をも鍛え抜いていることと思われるのですが、そんな選手でさえも
見えない重圧がのしかかり普段では考えられない結果を出してしまう。

競技前に不安、恐怖感 「もしも…」なんてことが
少しでも頭をよぎったものなら身震いがして逃げ出したく怖くて、
どうしようもなくなったりすることかと思います。
またオリンピック各会場は想像を絶するくらい選手にとっては
緊張感溢れる独特な雰囲気だったりすることも想像できますね。
国と国、人と人とが真剣にぶつかり合う本気モードの
スポーツの祭典ですものね。
観戦する側も自然と熱くなり手に汗握ってしまいます。
私もほんと疲れた、身内なんて苦しくて息吸えないよ。

そんな中、連覇を成し遂げる各国の選手たち、
もう不屈の精神、超人ですね。拍手喝采!
凄い!凄い!凄い!これぞ英雄!心から尊敬します。
この人たちには「プレッシャー」を何百倍にも何千倍にも
プラスに変換できる天性的な素質、パワー、魔法が
備わっているのでしょうね。きっと…。

「プレッシャー」 手前みそのことで話すと忘れもしない。
いや、一生 忘れられない消せない…
当時の私にとっては失意のどん底に陥った失敗談があります。

それは…私には歌手として適性がない!と強く思う
キッカケになったといっても過言ではなく、
当時 16歳の私には、とても耐え難いキツイ出来事で、
この芸能という世界に入って最初の挫折でもありました。

それは当時、大人気番組の生放送のこと。
その番組は、新人・持ち歌時間 1分30秒という規定があり、
対外、新人の歌構成というものは、そういうことを想定して
創作されるものらしいのですが、私の歌は著名作家コンビということもあり、
1コーラス、1分30秒以内で納まっておらず、当日リハーサルで、
歌あたま、16小節分カットしてから唄いだしということになりました。
(今思うと詩の世界は、まるっきり無視…)

新人で場馴れしていない上に公開生番組。
色々とお約束ごともあり、緊張しまくって、もうこれ以上と
いっぱいいっぱいなところに、 16小節カットの件。

プレッシャーの中、いざ本番!!
下手舞台袖で待機…持ち歌イントロが会場に鳴り響きと、
同時に袖から登場。すっかり 16小節のことは遥か彼方に…
条件反射のようにイントロあとは、いつものように歌ってしまい、
気付いたときは遅し…「やっちゃったぁ!」
勿論 生伴奏とは合っていない。もう満面の笑みしかないですよね。
サビから帳尻合わせはしましたが、その後、袖にはけたものの
恐怖感に苛まれ震えが止まらなかったことを記憶してます。

その様子を袖から見ていた歌手の小林幸子さんが気付かれたのでしょう。
(歌終わりで凹んでいる私は着替えてすぐ、また出番.)
次、一緒の出番だった小林さんが、
「あつ子ちゃん、気持ちを切り替えるのよ。」と笑顔で励まして頂き、
新人の私を抱きしめて落ち着かせてくれました。
泣きそうになったけど、小林さんが見守ってくださる中、
その後の本番中は感情を押し殺し何とかやり遂げることができました。

あのとき小林さんがいなかったらどうなっていたのかなと思うと恐ろしい。
小林さん、ひよっ子の私に、ありがとう御座いました。

しかしその夜、幼い私は明日を迎えることがどうしても怖くて、
ビルの屋上に昇ってみたものの見下ろした途端もっと怖くて、
飛び降りる勇気さえありませんでした。精神的に追い込まれていた
私を何も言わずに受けとめてくれたのは、やはり家族でしたね。

そういった意味で私とは立場が全然異なりはしますが、
昨今 家族崩壊が増加する中、オリンピック選手の活躍、
どの選手を取り上げても家族の絆等、
深い愛情がベースにあってのことなのですよね。
勿論 本人の努力もありますが、まさしく選手を強くする要因。
恐るべし 「愛」のちから。

見えない重圧 「プレッシャー」
「ちゃんとやらなきゃ!いいとこ見せなきゃ!」という暗示ではなく、
「失敗したって後ろ指 指されたっていいじゃん!」と逆に思え、
少しでも重圧から精神を開放できれば楽に挑めますよね。
口で言うのは簡単ですが実はかなり高度なことです。
(あとは神のみぞ知るの領域)

オリンピッック選手には敵いませんが、
その後の私も幾多の試練、修羅場、逆境を乗り越え、
当時の虚弱精神は、かなり克服できたのではと思います。が、

しかしダメね〜時間経過した今でも歌に関しては相変わらず
苦手意識が強く、すっかりトラウマになってしまっているようです。
当時のことが必ずフラッシュバック、頭をよぎります。

なんでしょうね。これが俗にいう PTSDってやつかなぁ?
まぁ今ではそんな部分もさらけ出し弱さも認め、
受け入れていますが、当時の私には、
かなり精神的ショックで衝撃的だったようです。
これからも そんな過去体験と向き合いながら
上手に付き合っていきたいと思っています。

2008年・北京オリンピックに向けて競技者の皆さんは
また長く険しい自分自身との戦いが始まることと思います。
アテネオリンピックで笑った人、泣いた人、
夫々の選手には夫々の熱い思いがあると思います。

目標を成就してしまった選手は達成感と同時に
喪失感、絶望感みたいなものが襲ってくるかと思いますが、
間口を広げて大きく受け止め、自分の歩む道を定めて、
また新たな目標を掲げて人生を素敵に歩んでください。

繰り返しになりますが真実のドラマに勝るものはありませんね。
この夏 何度泣かされたことか…カッちょ良いよ!
勇気と素敵をたくさん頂きました。お疲れさまでした。
北京オリンピックには絶対応援に行くぞ〜!イエ〜イ (^^)v
THE END


NO.57 2004. 12
柳ユーレイのつぶやき

当然といえば当然の結果、やはり思いつきの企画。
そうそう面白い写真なんぞ撮れる訳もなく、
リニューアル第一弾より早5ヶ月も過ぎてしまいました。

巷では携帯電話のカメラを活用している人々が大勢いるとの事、
皆さん一体、何の写真を撮っているのでしょうか?

言い訳になるのですが 「これ撮りたいなぁ…」と思う事は
あるにはあるのですが…仕事柄、些細な事でも事前に
情報が外部に漏れたりすると色々なところで
ややこしい事になったりする状況がある訳でして…
また、疎の写真を公開しても良い時期には既にもう
インパクトが薄れていたり、肖像権が"うんだらかんだら≠ニいう
如何ともし難い立場に置かれている訳でして…

と、相変わらずの長い前置きでした。
ほんでもって今回の写真はコレです。



何だか分かります?そうです言わずと知れた日本で一番高い山!
霊峰 「富士山」を五合目から撮った写真です。

日本で一番高く美しいと言われている山を
携帯カメラで撮影とは少々無礼な感じはありますが…
今撮影している仕事の現場で撮れそうな写真といったら
これくらいしか無かったもので…
どうも…あとはもう…先程も述べましたが、情報の漏洩や
ネタバレ、肖像権の "なんとかかんとか、とイヤハヤ面倒臭く…
そんなんばっかの四面楚歌状態
(チョッと大袈裟?)。とほほ…
それと生まれて始めて富士山に登った記念ということと
日本一の写真(強引?)ということで今回はひとつ…はい。

仕事柄ロケと称して、色々な所に出没させて頂く訳ですが、
富士山に登ったのは生まれて初めてでして…
やはり日本人として一度は行ってみたい、
行っておきたい、一つの場所でもあったので…
やはり感動と言うほど大袈裟なものではなかったのですが、
何か嬉しかったと言うか、昂揚感はありました。
たった五合目くらいで、このくらい嬉しいのだから
きっと頂上まで登ったらさぞかし感動するのであろうと思います。
余談ですが…五合目に到着した途端、車がオーバーヒートしました (--:

因みに川田さんは一度、富士山の頂上から
ご来光を拝んだ経験があるそうです。
高山病になり凄っげ〜大変な思いをしたそうです。
でもなんか心が清まり勇気を頂いたとか…
登る価値は十分あるよ…とか何とか言っておられました。

で、何が言いたいのかといえば…
日本に住民票をおかれている方、一度は
富士山に登ってみたほうがいいんじゃないかなぁ?と、そして
自然の凄さを身をもって感じてみたほうがいいんじゃないかなぁ?
と、なんかそんな感じです。

上手く言えないんだけど…何かいいですよ。
「今、自分は日本一の場所に居るんだ」っていう感じが。
ほんと何かいいんですよ。何か…これが。
THE END


NO.58 2005. 1
川田あつ子のつぶやき


2005年の幕開けです。
年越し前の時期って気持ちが高鳴って結構好きなンだけど、
いざ年が明けてしまうと、「嗚呼〜今年も終わっちゃった」と、
何故か虚しい気分になるのは私だけでしょうか?

1月は行く、2月は逃げる、3月は去る…と、
この3ヶ月は特に過ぎるのが早く感じるンだなぁ。
季節的に私自身の行動範囲が狭くなるからかも?
子供の頃、「20歳を過ぎるとアッという間よ。」と、
よく言われたことを今、実感してます。が、
気分一新 また一年間、笑顔で頑張ってみることにします♪

それにしても昨年(2004年)の暮れに発生した
スマトラ沖地震の被害の大きさには日々凍りつきます。
死亡者20万人って何それ?一体何が…

タイ・プーケットは以前ダイビングにハマっていた頃、
5年間ほど、毎年1回は必ず訪れていた場所なだけに、
壊滅した街並み、風景をニュースで見たときには、
あの南国の楽園が !? 当時一緒に潜った現住民の人達は?と、
何とも目頭が熱くなり言葉を失ってしまいました。

潜りたいのは山々だけど、ある時期から日焼けが怖くて
そのまま疎遠に、リタイヤしてしまっていたのです。
現在もダイビングを続けていたら、もしかしたら、
ピピ島か何処かの島にいたのかも知れない?
それはわからないですね…。

自然相手のスポーツ、レジャーには常に覚悟が必要。
自然をナメちゃいけない。いけないね…
過去にパラグライダーを趣味としてやっていた女友達の誘いで、
現地には挑戦するつもりで出向いたものの、いざその時になると
「人間が空を飛ぶ?」と何故か妙な胸騒ぎがして気乗りせず、
皆に白い目で見られながらも見学という道を選択しました。
その直後、パラグラベテランの彼女は風向きの加減でしょうか?
その日に限って、なんと着地に失敗して骨盤を砕いてしまい、
下半身が不自由になってしまったのです。

まさに間一髪、明日は我が身なのです。
そういう経験等から悪い予感、胸騒ぎを感じたときには
自分を信じ無理をしないように心掛けています。
その一瞬が明暗を分けるのです。

世の中、絶対!は、絶対ないですものね。
こんな時代、何時何処で何が起きるかなんて
誰にも分からないもので、まさに選択が別れ道。
神のみぞ知る…

深い意味で今まで人間が地球にしてきたこと、
人間と地球、その関係をもう一度みつめ直さないといけないね。
天災等で各国、被害に遭われている方々には
どんな言葉をかけても安っぽすぎますね。
私にはまったく言葉が見つかりません。
とにかく負けないでください。としか言えないです。

毎日を大切に大事に歩んでいきましょうね。
貴方にとってたくさんの幸福がありますように♪
そして平和であることを祈ります。
THE END


NO.59 2005. 4
柳ユーレイのつぶやき


ついに「ゲゲゲの鬼太郎」まで
実写化が決定し、止まるところを知らぬと言った感のある
アニメーション作品の実写化の勢いですが…
内容的・興行的に実際のところはどうなのでしょうか?

思うにアニメーションとして既にその世界を確立、完結しているものを、
わざわざ実写化する意味がどれ程あるのか?と。
確かに現実問題として原作のあるモノしか
作品化出来ないような現状があるわけですが、
だからと言って、アニメ作品を実写化するにあたり、
ただ単に固定ファンが付いているからとか、
ある程度の収益が見込めるとか、スポンサーに対して
企画が通り易い等という安直な考えなら
やめた方がいいと思うけど…どうなんでしょうか?
やはり製作側にキチンとした動機づけがなされていないとねぇ?
(作品内容に関して)

例えば 30年後に「千と千尋の神隠し」を
実写版として観てみたいか?と言う事でしょうか。
まあ、実際観たいという人たちも沢山いらっしゃるのでしょうが…
こういうのはホント好みの問題ですから。
とどのつまりは面白ければそれで良し!と言う事なのですけど…
所詮、娯楽な訳だし…

本音では色々と言いたいことはあるのですが、
あまり下手なこと言って敵を作るのも得策ではないな。と
いう事で、私も時流に乗ってみる事にしました。題して
『実写化して欲しい(出来るもんならやってみろ!)アニメ作品〜』

其の1 「妖怪人間べム」
これはなんて悲しい話なんだと、人間とはなんて
身勝手な生き物なんだと子供心にそう強く感じた作品です。
これはマジで実写化して欲しい!と思います。

そこで勝手にキャスティングを考えてみました。
べムは今や日本を代表するハリウッド俳優 『渡辺謙氏』
ベラには 『五輪真弓さん』 そう言うと、
多分ほとんどの人が想像できるので、ここはひとつ
新解釈と興行的な事、資金的な事を考慮して 『柴咲コウさん』
ベロには、あのクエンティン・タランティーノに、
「ヤァギィラァ・ユーヤァ〜〜」と正しい日本語を世界に向けて
発信させた、カンヌ国際映画祭最優秀主演男優賞
俳優 『柳楽(誰も知らない)優弥氏』でどうでしょうか?
あっ、上の人と同じ事務所になってしまった。丁度いいや!
やれるもんならやってみろ!って感じですかねぇ。
現実化すればそれなりにヒットすると思うんですけど…。

コイツ等です↓

©アサツー・ディ・ケイ

其の2 「 天才バカボン」
言わずと知れた赤塚不二夫氏の代表作。
パパはこの人を置いて他には考えられません。
『松尾伴内氏』 この方はちょっとした知り合いなんですが、
コントの鬼ですからねぇ…
ママには『黒木瞳さん』 バカボンにはデブタレ『内山信二氏』
どうでしょうか?観てみたくないですか?
この作品には、本官さん(めん玉つながりのおまわりさん)や
レレレのおじさんのような濃いキャラが多数登場しますから、
濃いタレント・俳優さん総出演で、内容及びビジュアル共に
濃い作品が出来上がると思うのですが…

どうですかね?この企画に誰かのって頂けませんか?
今、旬の IT関係の方どうでしょう?友好的に提携して頂けませんか?
ご連絡 心よりお待ちしております。
THE END


NO.60 2005. 5
川田あつ子のつぶやき


一体どうなっているのでしょうか?
ゴールデンウィーク直前の大惨事!兵庫・尼崎脱線衝突事故。
次から次へと明らかにされるJR西日本の企業体質。

あのふてぶてしい幹部等の態度、
「お前等とりあえず頭下げてるだろ!」って 怒り心頭ですね。
故意ではないにしろ惨事を招いておいて、
言い訳しながら謝罪するっていう態度はどうなんでしょう?
画面から全く誠意の「セ」の字も感じませんよね。

さぞかし社内では お偉いポジションを確保していて
部下には最もらしいことを言っていることでしょう。
どの企業にも言えることだと思うのですが、
このテの役職に着いている人間に共通していることが、
大概にして感謝と陳謝の気持ちが著しく欠如してますよね。
プライドなのでしょうか?くだらない!バカバカしい!
私に言わせると人間としては超バッタもんですね。

そういう資質の人間たちが人の上に立ち、
偉そうにのさばっている現実、組織っていうのも不幸な話しです。
(勿論、個々の資質にもよると思いますが…)
社員はすっかり会社に毒され洗脳されてますよ。
何もこの企業だけに限ったことではありませんが…

世の中が歪みきっている証です。

こんな事態になっても倒産せず体力のある企業なのですから、
今すぐ直ちにJR西日本が着手しなくてはいけないことは、
スピーディーな誠意ある対応と速やかな決断ですよ。

会社の資産、利益等すべてを投げ売って
乗車していた被害者の方々、家族を失われた遺族の方々、
そして被害を受けたマンション住人の方々等の細かな要求に
一つ一つ丁寧に心ある対応をする義務がありますよね。
心とお金を使って、しっかりと償って頂きたいと思います。

目に見えない「深い心の傷」
この代償は無制限だと肝に銘じて頂きたいですね。

今回、企業というものの正体をまざまざと見せつけられました。
特に人命に関る ご商売をしている企業、経営者の方には、
この事故を教訓に今一度 「弊社はどうかな?」と、
見つめ直して頂き修正できるところは速やかに修正して、
この際、膿という膿は全部吐き出して、
責任者として人間として自問自答して欲しいものです。

このような事故は加害者側も被害者側も
みんながみんな不幸で哀し過ぎます。
一人一人に少しでも ”心のゆとり” があれば、
この最悪な事態だけは確実に免れていたかと思うと、
悔やんでも悔やみきれませんよ。無念です。
心よりご冥福をお祈り致します。

今の世の中、心の何処かに誰しも みんな、
何か見えないものへの不安が沈んでいるものです。

私も自身が私らしく 一所懸命に毎日を過ごし、
人間として恥ずかしくない心を持ち続ける以外に、
出来ることは何もないということを良く知っているつもりです。 
まずは自分自身に責任を持って、そして自分を愛してくれる、
自分の愛する人たちを大切にする、そんな日々の
積み重ねを大事にしたいと思っています。

急ぐなよ!焦るなよ!逃げるなよ!
このご時世、心にゆとりを持つことが最も大切なンだよ!
みんな笑顔が足りな過ぎるンだよ!
THE END


NO.61 2005. 11
川田あつ子のつぶやき


愛娘チッチが9月に余命2ヶ月と宣告され、今月で2ヶ月が経ちました。
実は2ヶ月前、獣医師に左顎の骨肉腫と診断されていました。
症状としては食欲はあるのですが頻繁に嘔吐するもので
「おかしいな?」と、少し様子をみようかなと思ったのですが、
何か嫌な予感がし、速攻 獣医に連れて行ったところ
診断結果は最悪…骨肉腫(骨の癌)とのことでした。

顔面蒼白した私たちは感情を押し殺し冷静に治療法を尋ねると、
左顎全部を切除し点滴で存命させるか安楽死の二つに一つの選択でした。
一瞬にして目の前は真っ暗にはなりました。

当人に意向を聞きたかったのですが聞く術もなく…。
親の責任として私たちは迷わず安楽死を選択しました。
生きてさえいてくれればそれだけでいいと思われる方々も
居られるかと思いますが、私たちとしては顔を半分なくしてまで
人間によって生かされるほうが良いとは とても思えなくて…

「生きている期間は出来るだけ苦痛のないよう最善の処置をしてください」と
お願いしました。そして自力で食事が出来なくなったとき(死期)は
楽にさせてあげてください。と深く頭をさげました。断腸の思いでした。

帰宅中、二人してとめどなく涙が溢れてきて、
もうこの世の終わりかと思ったくらい一生分の涙を流したような気がします。

しかし当時のチッチは病気にも関らず目に力があり、
どうしても直ぐに死んでしまうとは思えず、
命のある限り奇蹟が実際に起こると信じ、
「チッチは病気では死なせない!」と強く念じ諦めませんでした。

ヨーガで教えて頂いてからというもの日々生活に取り入れていた
「気」を、藁おも縋る思いで昼夜問わずチッチの患部に送り続けました。
時には夜通し送り続けたこともありました。
医師でもない私に出来ることはそのくらいでした。

その甲斐あって?いや、明らかに誤診だと思われますが、
一時はジッとして鳴くこともなかったチッチの状態が
日を追う事に好転してくるのが手にとるように分り、
本当に奇蹟が起きたと大喜びしました。

が、ホッとし冷静になってくると
沸々と獣医師の診断に怒りが湧き上がってきました。
もし診断を受けたとき外科的手術を選択していたら
今頃チッチは顎なしネコに…。
まあ、今は元気に家中を走り回っているので善しとしていますが、
もし逆パターン(軽症→重症)だったら絶対に許せませんよね。

その後、獣医師に元気になっていく様子を伝えると、
自分の診断ミスは認めたくないのでしょうか?
「そうですか〜それは良かった」と自分の言い放った言葉に
責任を感じることはなく残念ながら陳謝の言葉はありませんでした。
獣医とはいえ医者、先生と呼ばれる立場の人間…
いずれそのうち自分に全て返っていくことでしょう。

その後は、もう一匹のしっぽなの歯石除去して頂いたくらいですが、
サービスしたり、何かご機嫌とりをしたりしていましたが、
少しくらい責任を感じてくれているのか?忘れたい過去なのか?
本当に忘れてしまったのか?チッチの様子を一切聞いてきません。
人間としての資質の問題でしょうか…

私はこの期間、独学ではありますがネコの病気をかなり勉強し、
今では症状で考えられる病気を大概答えられるようになりました。
もう獣医任せにはしません。免許がないため処置は出来ませんが…
無知ほど怖いということを思い知らされた出来事でした。
間違いなく扱い難い患者(飼い主)になってしまいました。

ネコは犬よりも非常に我慢強い動物で
病気が発覚したときには手遅れのケースが非常に多いそうです。
一気にガタッとくるらしく、とてもいじらしい動物なのです。
ネコちゃんと生活をしている方は日々の様子を見落とさないように。
人間の5倍以上の速さで歳をとる訳ですから
今年は健康でも一年後はわかりません。
言葉が喋れないだけに早期発見しかないようですね。

常日頃、一緒に暮らしている動物を病気で亡くしてしまうということは、
明らかに飼い主の責任だと私は思っているので、
今回の事態にはかなり凹み、反省の毎日、眠れぬ日々の連続でした。
自責の念に潰されそうな思いでした。

今の時代、動物と一緒に生活されている方は多いと思います。
私が心からお願いしたいことは人間の食べ物は与えないでください。
結果、可愛い動物の命を縮めている行為に過ぎないからです。

野良ネコの寿命は4〜5年だそうです。やはり感染、病気です。
それに比べて飼いネコの寿命は今や14〜15年だそうです。
そして人間の食べ物を与えなかったネコのほうが
圧倒的に長生きするそうですよ。やはり食べ物は大事なのです。
だって一日でも長く一緒に居たいでしょう。

余談になりましたが、今では奇蹟なのか?獣医の誤診なのか?
私にとってどうでもいいことです。
チッチが普段と変わりなく元気に跳び回っているという事実、
そのことが何よりも愛しく嬉しい限りです。
THE END



TOP