『真情あふるる軽薄さ2001』
作・清水邦夫 演出・蜷川幸雄

東急文化村シアターコクーン  2001 1/6(土)〜1/28(日) 全26回公演





記者会見

出演者
高橋洋 鶴田真由 古田新太 井手らっきょ つまみ枝豆 グレート義太夫 柳ユーレイ

story
舞台上から客席までも、だらだらと長い行列が出来ている。
そこへ一人の青年がやってきて行列に加わる。
しかし 彼はその秩序に絶え切れず(飼いならされた家畜)のような人々に苛立ち行列を壊そうとする。
女の一人が彼に呼応する。
そこに、突然登場した中年男が青年に付きまとい行列の人々から彼をかばい、とりなしていたが
やがて合図をすると機動隊そっくりの整理員が現れる。そして・・・。



舞台の稽古風景

蜷川幸雄氏の初演出作品の再演・主役の降板等で何かと話題の多かった作品。
僕自身、5年ぶりの蜷川演出ということで少々緊張することの多かった舞台でしたが
同時に多くのことを学ぶことも出来た舞台でもありました。

なにぶん60年代という時代背景があっての作品ゆえ、
10代・20代の人たちには少々難解な箇所もあったのでは?

蜷川氏曰く、
「今では伝説となったこの舞台を再演することにより伝説破りをやりたい」
とのこと。60歳を過ぎてもこのバイタリティー、是非是非 見習いたいと思います。
ちなみにこの作品はTBSビデオより DVD・VHSとして発売されています。

柳 ユーレイ


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